【ブックレビュー】コンビニ人間を読んでみた。
初の本格更新です!
迷った末に、まずは書評の一つでも。。。
ちなみに、筆者は思いっきり 濫読派 です。笑
小説、ビジネス本、自己啓発本、ミステリ、ファンタジー、恋愛モノ、ジャンル問わず読みまくってました。
ちょいと時間の空いた日の昼下がりにでも思い出して頂ければ。。。
今回紹介するのはコチラ!
【コンビニ人間】です。
第155回の芥川賞受賞作なので、知っている人も多いかも。
著者は「村田沙耶香」さんです。ちなみに、筆者は人に勧められて初めて知りました。笑
●あらすじ
主人公はコンビニでバイトをしている30代の女性です。
物事の解釈や捉え方が独特で、幼い頃から周囲に溶け込めなかった主人公が、唯一溶け込めた環境がコンビニ。
「全てマニュアル化されていて、店員という歯車になる事だけが求められているのが一番安心できる」という、無さそうで有りそうな主人公の物語です。
●感想
不思議な本です。笑
狐につままれたかのような、なんとも言えない読後感、、
うがった見方をすると社会風刺(人の気持ちとか、自主性とか...)にも取れそうですが、筆者は単純に読み物として楽しみました。
なかなか好き嫌いの分かれそうな内容ですが、哲学とか不条理とか幻想小説とか聞くとテンション上がる方にはおススメ。
(カフカの「城」とか読んでる感覚に近い気が...)
150ページくらいの短い本なので、ちょっとした空き時間でも読めてしまいます。
一風変わった本や、話のネタを求めてる人にも良いですよ!
という所で、今回はこれにて!